26日(日本時間27日)、米・テキサス州サンアントニオのカウボーイズ・ダンス・ホールで行われた、WBC世界フェザー級挑戦者決定戦。同級4位・シルバー王者 ロッキー・フアレス(米)vs同級5位、ロビンソン・カステジャノス(メキシコ)の一戦は、カステジャノスが12回判定勝ち。スコアは118-106、118-106、118-107の3-0。
試合は序盤からカステジャノスが先手を取り、5回にはスリップ気味ながらダウンを奪うなど攻勢。中盤以降も粘るフアレスを引き離し、最終回には3度のダウンを奪いダメ押し。快勝でWBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)への挑戦権を手に入れると共に、シルバー王者に返り咲いた。
デビュー13年、3勝6敗のキャリア前半から、ようやく世界初挑戦へ漕ぎつけた32歳、カステジャノスは21勝(13KO)10敗。「世界への最後のチャンス」に敗れた34歳のフアレスは、30勝(21KO)11敗1分。