2014年度、年間優秀選手表彰式。23日、東京・後楽園ホール。プロ部門の最優秀選手賞、KO賞、年間最高試合賞(世界)の三冠を達成したのが、日本選手最速のプロ8戦目で2階級制覇を果たした、WBO世界Sフライ級王者井上尚弥(大橋)選手。
WBOから派遣されたレオン・パノンシヨ(米・ハワイ出身、タイ在住)氏から、世界チャンピオンベルトが井上選手に贈呈された。
タレント関根 勤 さんの司会によるトークショーでは、山中慎介(帝拳)選手と共に、セレモニーの盛り上げにも一役買った。
井上選手は防衛ロードに付いて、「相手の質にこだわりたい」と力強く断言。
初防衛戦は世界1位マックジョー・アロヨ(プエルトリコ)が希望だが、アロヨはIBF王座への指名挑戦権を持っている。2位はウォーズ・カツマタのリングネームで、勝又ジム所属選手として日本のリングで戦っていた、ワーリト・パレナス(比)。そして3位は、地元を出ないレックス・ツォ(中国・香港)。
今後、どんなマッチメイクになっていくのか、楽しみにしたいと思います。