2015年5月2日(現地時間)の対戦を目指し交渉が続けられていた、WBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)と、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の一戦は、金銭的条件が合わないことを理由にコット側が、ゴールデン・ボーイ・プロモーションのオスカー・デラ・ホーヤに、正式な断りを入れ、対戦は消滅。
これにより、コットvsフロイド・メイウェザーJr(米)のリマッチ案が浮上。交渉はまだないと言うが、メイウェザーの6階級制覇達成と、同時3階級王座獲得などの記録が注目を集めることもあり、今後の成り行きが注目される。
メイウェザーvsマニー・パッキャオ(比)のドリームマッチは、パッキャオが40%の報酬と、ドーピング検査などメイウェザー陣営の言い分をのみ、後はメイウェザーの最終的判断待ちとなっているが、記録がかかるコット戦が割り込む可能性も出てきた。
さて、メイウェザーの決断はいかに!。(^-^)/
早くからカネロvsコット戦の実現を信じて疑わなかったデラホーヤだが、そのあまりに楽観的な観測は、一部メディアから危険視されていて、交渉の決裂は「やっぱりか」というところ。
落胆を隠せないデラホーヤは、メイウェザーvsパッキャオ戦が実現しない限り、5月2日にアルバレスの試合をマッチメークするとしているが、対戦相手候補はかなり寂しくなる。
後手を踏むことになったデラホーヤ。今後はアルバレスをメインにビッグファイトを提供していかねばならず、カネロの気分を損なわぬようしないと、GBPも苦しくなっていく。今後に注目!。