29日(日本時間30日)、米ネブラスカ州オマハのセンチュリー・リンク・センターで開催されたダブルタイトルマッチ。メインカードのWBO世界ライト級タイトル戦は、地元の王者テレンス・クロフォード(米)に同級1位レイ・ベルトラン(メキシコ)が挑戦。
試合は右強打を振るって前進する挑戦者を、王者が交わしてコンビネーションを打ち込みペースを支配。ポイントを積み重ね12回判定勝ち。スコアは120-108、119-109、119-109の3-0。
ポイントでは大差が付いたが、ベルトランも大いに奮戦した好試合。
IBF世界フェザー級タイトルマッチ。王者エフゲニー・グラドビッチ(ロシア)vs挑戦者7位ジェイソン・ベレス(プエルトリコ)の一戦は、12回をフルに戦い引き分け。スコアは114-114、113-115、117-111の三者三様。
辛くも4度目の防衛に成功したグッラドビッチは19勝(9KO)1分。惜しくも王座奪取ならなかったペレスは、22勝(16KO)1分。