32戦全KO勝ち、アル・ヘイモン傘下のWBC世界ヘビー級1位デオンタイ・ワイルダー(米)の世界王座挑戦が決定。来年1月17日(日本時間18日)、ラスベガス・MGMグランドで、WBC同級王者バーメイン・スティバーン(カナダ)と雌雄を決する。
曲者ドン・キングがバックアップするスティバーンと、ワイルダーの指名戦は再三「入札」が延期され、結局「入札」は無期限延期に。両陣営の交渉に任されることになった。その間、ワイルダーに200万ドルのオファーで、新興「ロック・ネーション・スポーツ」が入札をちらつかせるなどしていたが、ようやく交渉がまとまった。
北京五輪・銅メダル獲得後プロ入り。以来、パフェークト・レコード記録を更新中のワイルダー(29歳)は、世界ヘビー級王座を米国に取り戻すための秘蔵っ子だ。
一方のスティバーンは、2度WBC王座挑戦者決定戦に勝ちながら、当時の王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)の長期ブランクにより挑戦が実現せず、長い間待たされた。
今年5月、ビタリの引退により、ようやくセットされた王座決定戦で、クリス・アレオーラ(米)を6回TKOに降し、念願の王者となったスティバーンは、リング上で感激の涙。35歳の王者はこれが初防衛戦。24勝(21KO)1敗1分。
さて、この試合の勝者にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が興味を示している。クリチコはIBF王座17度、WBO13度、WBA7度防衛中の、ヘビー級絶対王者。兄の引退により、クリチコ家が失ったWBC王座を奪還しようという腹づもりがあるようだ。
来年はようやく、”面白い”「世界ヘビー級」が見れるかもしれませんね!。('-^*)/
ワイルダーは日本でも戦った元王者マーク・ブリーランド(右)に師事する。
曲者ドン・キングがバックアップするスティバーンと、ワイルダーの指名戦は再三「入札」が延期され、結局「入札」は無期限延期に。両陣営の交渉に任されることになった。その間、ワイルダーに200万ドルのオファーで、新興「ロック・ネーション・スポーツ」が入札をちらつかせるなどしていたが、ようやく交渉がまとまった。
北京五輪・銅メダル獲得後プロ入り。以来、パフェークト・レコード記録を更新中のワイルダー(29歳)は、世界ヘビー級王座を米国に取り戻すための秘蔵っ子だ。
一方のスティバーンは、2度WBC王座挑戦者決定戦に勝ちながら、当時の王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)の長期ブランクにより挑戦が実現せず、長い間待たされた。
今年5月、ビタリの引退により、ようやくセットされた王座決定戦で、クリス・アレオーラ(米)を6回TKOに降し、念願の王者となったスティバーンは、リング上で感激の涙。35歳の王者はこれが初防衛戦。24勝(21KO)1敗1分。
さて、この試合の勝者にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が興味を示している。クリチコはIBF王座17度、WBO13度、WBA7度防衛中の、ヘビー級絶対王者。兄の引退により、クリチコ家が失ったWBC王座を奪還しようという腹づもりがあるようだ。
来年はようやく、”面白い”「世界ヘビー級」が見れるかもしれませんね!。('-^*)/