JBCライセンスが交付されず、日本国内では試合が出来ない元3階級制覇王者亀田興毅選手が海外リングで復活。約1年ぶりの試合は、米シカゴのUICパビリオンのリングで、元世界挑戦者オマール・サラド(メキシコ)相手のノンタイトル10回戦(52.6キロ契約)。1日(日本時間2日)。
チーフセコンドは実父史郎氏が務めた。
初回の偵察戦が終わると、興毅選手は今まで試合が出来なかったうっぷんを晴らすかのように、サラドを攻め立てた。
左ストレートがメキシカンを捕らえる。
右フックも上下に打ち分け、試合の主導権は完全に興毅選手が握った。
そして迎えた第4ラウンド。
興毅選手の強烈な左アッパーがサラドのボディにグサリ。
キャンバスへ膝を折ったサラドは、何とか立ち上がったものの、時既に遅し。セレス・ルイス(米)主審はその前にテンカウントを数え上げていた。
KOタイム4回2分21秒。
史郎氏、大毅選手と勝利を喜ぶ興毅選手。
「Sフライ級のウェイトは問題なかった。今後は、リングのあるところ、チャンスがあるところ、どこへでも行く。4団体、どの王者でもいつでもOK!」と、快勝に舌もなめらか。
JBCライセンス復活の手立てが見つからない現況を考えると、今後は海外リングを主戦場にして行くしか方法がない亀田陣営。今後のマッチメイクに注目したい。
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