WBA世界バンタム級正規王者ジェームス・マクドネル(英)擁するプロモーターのエディ・ハーンは、マクドネルが初防衛に成功した場合、次戦でWBO世界同級王者亀田和毅選手と王座統一戦に挑むことを、地元メディアに明言。
マクドネルのV1戦はクイッグ戦と同じ興行で、11月22日(日本時間23日)、英・リバプールのエコー・アリーナで開催される。和毅選手がアル・ヘイモンと契約した直後からこの対戦は合意に達していたことで、クイッグの対戦相手は日本人選手が望まれていたと推測出来ます。
マクドネルがクリアすべき初防衛戦の相手は、ワルベルト・ラモス(コロンビア・33歳)=23勝(16KO)6敗2分=。8年前、オマール・ナルバレス(亜)の持つWBO世界フライ級王座に挑戦し、12回判定負け。
昨年、4年のブランクの後再起し、パナマのリングで世界2位にランクされていた、元2階級制覇王者(暫定含)ロベルト・バスケス(パナマ)にまさかの判定勝ちで世界入り。(バスケスは舐めて練習が不十分だった=現地情報)
現在7連勝中と好調の挑戦者だが、王者優位は動かない試合で、マクドネルが地元ファンの前でどんな勝ち方をするかが問われることになりそう。
一方の和毅選手は11月1日(日本時間2日)、米・シカゴでWBO世界同級の暫定王者アレハンドロ・エルナンデス(メキシコ)との王座統一戦に挑む。前戦、ラスベガスのリングで好ファイトを演じた和毅選手は、海外で戦う「日本を代表するファイター」として米メディアでも取り上げられ、注目を集めている。(荒川選手、亀海選手の好ファイトも影響)
和毅選手はエルナンデス戦に勝利することで、契約を結ぶ大物代理人アル・ヘイモン傘下のビッグネームとの対戦チャンスが広がって来るが、その手始めがマクドネルとの王座統一戦となる。
まずはエルナンデス戦。どんなファイトになるのか注目。
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