6日(日本時間7日)、米オハイオ州シンシナティのU.Sバンク・アリーナで行われた、元3階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)vsエマニュエル・テイラー(米)=18勝(12KO)2敗=の一戦は、アグレッシブに出たテイラーがポイント先制。ブローナーが反撃する展開で好ファイトに。
6ラウンドまでほぼイーブンの展開。しかし、ここから地力を発揮したブローナーは、徐々にテイラーを突き放す。だが、テイラーも最後まで奮戦し、試合はヒートアップ。ラストラウンド、左フックでダウンをマークしたブローナーが判定勝ちを収めた。
スコアは115-112、116-111、116-111の3-0。ブローナーは空位のWBAスーパーライト級インターナショナル王座を獲得。
同じリングに登場した元WBC世界Sライト級暫定王者ルーカス・マティセ(亜)は、無敗のロベルト・オルティス(メキシコ)=31勝(24KO)1分=と対戦。強烈なボディショットで2回2分45秒KO勝ちし、オルティスの持っていたWBC同級シルバー王座獲得に成功。
2連敗中の元ウェルター級王者アンドレ・ベルト(米)は13ヶ月ぶりの再起戦で、やはり2連敗中のスティーブ・アップシャー・チェンバース(米)と対戦。元王者は大差の判定で久しぶりの勝利をあげた。スコアはジャッジ3者共に99-91。