ホルヘ・アルセ(メキシコ)が6階級制覇(暫定含)を目指して、WBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)へ挑むタイトルマッチが、いよいよ実現。試合は9月20日(現地時間)、アルセの故郷ロスモチスで開催される。
メキシコ国内でのTV放映は、テレビ・サとテレビ・アステカが同時中継。一時はクリスチャン・ミハレス(メキシコ)の名前が浮上するも、”Showtime”がミハレスよりもジェイソン・べレス(プエルトリコ)に興味を示す。しかし、結局アルセが再浮上。ライバルTV局による同時中継が最大のネックとなっていた。
WBCはフェザー級トップ15に入っていないアルセの挑戦を認める一方で、同級1位の前王者アブネル・マレス(メキシコ)と、2位ペレスによる、『挑戦者決定戦』の開催指令を出しており、アルセの挑戦には批判もある。
ジョニゴン雪辱に燃えるマレスは、最近になり大物代理人アル・ヘイモンと契約したことを自身のツイッターで公表。今後のプロモートが注目される。
さて、アルセが勝てばオスカー・デ・ラ・ホーヤ(米)、マニー・パッキャオ(比)に続く6階級制覇王者誕生となるが、ここは厳しい戦いになりそう。
同日はWBC世界Sフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)が、元フライ級王者で、現在は同級12位にランクされる、ソニー・ボーイ・ハロ(比)を相手にする初防衛戦もセットされている。