WBO世界Sフェザー級に暫定王者が置かれる。これは王者マイキー・ガルシア（米）が、トップランクとの契約問題のこじれで試合の予定が立たないためで、同級2位オルランド・サリド（メキシコ）vs3位ターサク・ゴーキャットジム（タイ）の間で争われる。
試合は9月20日（または10月4日、現地時間）、サリドの生まれ故郷メキシコ・シウダード・オブレゴンで開催される予定。
元フェザー級王者サリドは、3月、オーバーウェイトで計量失格。王座を剥奪されるも、試合ではワシル・ロマチェンコ（ウクライナ・現王者）にしぶとく判定勝ち。その後、Sフェザー級転向を表明し、チャンスを伺っていた。41勝（28KO）12敗2分。
ターサクは2012年4月、東京で当時のWBC世界同級王者粟生隆寛（帝拳）選手に挑戦し、12回判定負け。その後、7連勝で4度目の世界戦（暫定含）チャンスを掴んだ。53勝（33KO）4敗1分。敗戦は、粟生選手、スティーブン・ルエバノ（米）、ファン・マヌエル・マルケス（メキシコ）、ホアン・グスマン（ドミニカ）と、いずれも強豪ばかり。
面白い試合になりそうです。
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