26日(日本時間27日)、ニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデン興行のメインには、WBA世界ミドル級スーパー王者ゲンナジー・GGG・ゴロブキン(カザフスタン)が登場。ファイトマネーは前回MSG登場時の40万ドルから、グッとアップし今回は75万ドル(約7600万円)。
王座返り咲きを狙う挑戦者、元WBA、IBF世界同級王者ダニエル・ゲール(豪)は、60万ドル(約6000万円)。戦前の予想は最近6年間に渡り、16連続KO勝利を続ける王者が圧倒的有利とみられているが、挑戦者も強気の発言で応酬。
過去32戦KO負けがないゲールが、自ら言う「ゴロフキンの穴」に付け入ることが出来るのか。それとも、キャリアで初めてキャンバスへ沈むことになるのか。大いに楽しみな一戦です。
セミファイナルは無敗のヘビー級同士が対戦する12回戦。WBC2位ブライアント・ジェニングス(米)が、昨年11月、18戦全KO勝ちの世界ランカー、マゴメド・アブドゥサラモフ(ロシア)を再起不能に陥れたWBC3位マイク・ペレス(キューバ・上写真)と拳を交える。
こちらの取り分は、ジェニングス13万ドル(約1300万円)、ペレス6万ドル(約600万円)となっている。