WBO世界Sバンタム級、WBA世界同級スーパー王座を保持するギジェルモ・リゴンドー(キューバ)の次戦は7月19日、マカオで予定され、16戦全KO勝ちのジョナサン・グスマン(ドミニカ)が対戦相手に選ばれていたが、ボブ・アラムはこれを変更。7月で37歳になる、ソッド・ゴーキャット(タイ)を新たな挑戦者に選んだ。
ソッドは63勝(28KO)2敗1分。この2敗はいずれもダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)とWBO世界同級王座を争った試合で喫したもので、06年7月、ラスベガスで行われたリマッチでは、あっけなく初回52秒KOに散っている。
リゴンドーはこの試合でトップランクとの契約が切れる。HBOはリゴンドーの試合を放映することに全く興味を持っておらず、トップランクに残留する場合は厳しい条件になる。
アラムは何とかリゴンドーをアジアで売り出そうと考えている模様だが、果たしてリゴンドー陣営はどう出るか。マカオのリングでは、強いリゴンドーの姿が見られそうだが・・・。