20歳の”怪物”・井上尚弥(大橋)選手が、プロ6戦目で世界タイトル初挑戦。小学校1年生の時から夢見ていた、『世界チャンピオン』への道が今、現実のものとなった。家族一丸となって迎えた晴れのリングに、挑戦者は緊張の面持ちで入場。
WBC世界Lフライ級王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)。これまで29勝(18KO)2敗1分の戦歴を残す王者は、これが5度目(通算6度目)の防衛戦。
冨樫リングアナも気合のコール。
チャンピオン陣営の特別トレーナーには、元3階級制覇王者ジェフ・フェネック(豪・右)が付いた。
マイケル・グリフィン(カナダ)主審の注意を聞き、いよいよ試合開始ゴング。
先手を取ったのは井上選手。
スロースターターの王者に臆することなく先制攻撃を仕掛けた挑戦者は、素晴らしい立ち上がり。
第2ラウンドも王者に打ち勝った。
2回終了後のインターバル。
エルナンデスは苦しい試合になった。
フジテレビ解説席には、ロンドン五輪金メダリストからプロに転向した村田村田諒太(三迫)選手と、元王者川島 郭志氏の二人が陣取った。
第3ラウンド。井上選手がエルナンデスをロープ際に追い詰め、切れのある連打を浴びせると、
王者は左目上をカット。ドクターチェックを受ける。
しかし挑戦者も3回終了時、左の太もも裏がけいれんするというアクシデントに見舞われた。
出血のエルナンデスは手負いの攻撃を仕掛ける。
一方の井上選手も太ももけいれんで、「長期戦は無理」と勝負に出る覚悟を決めた。
試合は第5ラウンドへ。 → 最速世界王者 井上尚也vsエルナンデス WBC世界Lフライ級戦
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