米ニュージャージー州アトランティックシティ。WBO世界Lヘビー級王者セルゲイ・“クラッシャー”・コバレフ(ロシア)は、2度目の王座防衛戦のリングに登場。ここまで、23勝(21KO)1分(負傷引分)の無敗レコードの持ち主。
対する挑戦者は26戦無敗(13KO)のセドリック・アグニュー(米)。前日計量では、最初のトライから1時間後の2度目にパス。
リングアナはお馴染み、マイケル・バッファー。
サミュエル・バーイット(米)主審の注意を聞く両選手。コバレフのトレーナーは、元WBA 世界ミドル級王者ジョン・デビッド・ジャクソン(右端)。ホルヘ・カストロに敗れ、その後、竹原慎二選手へと王座は変遷。
試合開始から”クラッシャー”・コバレフが攻勢をかける。
3回以降、挽回を試みる挑戦者だが、王者はガードの上からでも容赦なく強打を見舞い、付け入る隙を与えない。
第4ラウンド。挑戦者の頭が王者にあたり、コバレフは右目上から出血。
苦しい戦いが続く挑戦者アグニュー陣営。
出血にも慌てないコバレフのカットマン兼アシスタント・トレーナーは、ホリフィールドをタイソン戦勝利へ導いたドン・ターナー(左)。
第5ラウンドもチャンピオンの攻勢が続く。
そして第6ラウンド。コバレフの左フックでアグニューは、この試合2度目のカウントを聞いた。
立ち上がった挑戦者に猛攻を仕掛ける王者。
顔面が腫れ上がったアグニューは、立っているのが精一杯。
第7ラウンド。
コーナーに詰まった挑戦者のボディに、王者の左ストレートが伸びると、アグニューはたまらずキャンバスへ座り込む。
バーイット主審はテンカウントを数え上げ試合は終了。
KOタイム7回58秒。
快勝に大喜びのコバレフ。
王者を祝福するのは、WBO立会人ホセ・イスキエルド(プエルトリコ)氏。
8連続KO勝利のコバレフは、24勝(22KO)1分。
喜びのコバレフ陣営。ジャクソントレーナーの隣は、プロモーターのキャシー・デュバ(右から2人目)。
Lヘビー級戦線、今後も面白くなりそうですね!。
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