25日、後楽園ホール。OPBF・東洋太平洋バンタム級王者岩佐亮佑(セレス)選手は、初防衛戦のリングに挑んだ。WBC世界ランク1位の岩佐選手は、試合の中身も問われることになる。
挑戦者は同級1位リチャード・プミクピック(比)。これまで14勝(4KO)5敗2分の23歳。2012年にはタイで、WBCユース・シルバー・バンタム級王座を獲得している。
試合開始。
初回から王者が得意の左ストレート、右フックで先手を取る。そのまま試合は、岩佐選手のペースで進むかと思われたが、挑戦者は思い切った右フックを振り回すなどして抵抗。
王者に攻勢を許すも、いきなりの突貫攻撃で反撃のプミクピップ。
試合は気の抜けない展開となった。
8回を終わっての公開採点は、78-74、77-75、76-76の2-0で岩佐選手リード。
ラスト4回は両選手、激しく応戦しあい試合は終了。
福地116-113、杉山116-112、アバインザ(比)114-114の2-0で、岩佐選手の手が上がった。17勝(10KO)1敗。
初防衛に成功の王者は、「体が動かず、『これはまずい』と思いながらやっていた」。
セレスジム小林会長は、「岩佐は大人の体に成長して減量が本当に厳しい」としながら、「今後はバンタムと(1階級上の)Sバンタム級の両方をにらんで世界のチャンスを探りたい」と、世界挑戦計画を明かした。
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