元WBC世界ミドル級王者で、現在はWBC世界Sミドル級1位にランクされるフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)と、WBA世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の対戦が、トップランク社によって交渉されている。
7月12日(日本時間13日)、ロサンゼルスで予定されるチャベスJrの次戦相手にゴロフキンを抜擢したのは、御大ボブ・アラムで、このところ接戦続きのチャベスJrは、ついにアラムに見限られたかとも思わせる。
今年2月、実父を亡くしたゴロフキンは、喪に服すため予定されていた4月の防衛戦をキャンセルしているが、チャベスJrと戦うことに異存はなく、ウェイトを上げての対戦となる。
ゴロフキンが7月に間に合わない場合でも、この秋には二人の対戦が実現するのはほぼ確実と見られ、チャベスJrにとっては真価を問われる一戦。
28歳のチャベスjr、48勝(32KO)1敗1分1NC。4月、32歳の誕生日を迎えるゴロフキンは、29戦全勝(26KO)無敗。現在16連続KO勝利を続けている。
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