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トンプソンvsアルバレス WBCインターナショナル・ライト級戦

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昨年8月、地元メキシコ・カンクンでの三浦隆司(帝拳)選手の持つWBC世界Sフェザー級王座挑戦に敗れたセルジオ・トンプソンが、1週間前の代打で空位のWBCインターナショナル・ライト級王座決定戦に出場(8日・ラスベガス)。









左はトンプソンのプロモーター、カンクンのボス、ぺぺ・ゴメス。

対戦相手はサウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)の実兄リカルド・アルバレス(メキシコ)。WBC世界ライト級の10位にランクされている。









試合開始。

トンプソンは得意の先制攻撃。早くもアルバレスをぐらつかせる。











第2ラウンドはアルバレスが攻勢を取り、ポイントを奪い返す。

しかし、3回はトンプソン。足が揃ったアルバレスにジャブがカウンターでヒット。ロープダウンを奪い、この回は10-8でトンプソン。









インターバルでも余裕が伺えるトンプソン。

中盤以降も、パワー全開でアルバレスを崩しにかかる。















アルバレスもよくブロックし、左ジャブを軸にボディもおり交ぜ打ち返す。逆転を狙うが、一気にひっくり返すほどのパワーはない。





迎えた第8ラウンド、トンプソンは右ストレートでこの試合2度目のダウンを奪う。







しかし、アルバレスをフィニッシュするには至らない。

ポイント有利を確信したトンプソンは、ラスト2回を無理せず安全運転。









スコアは95-93、95-93、97-91の3-0でトンプソン。

トンプソンに取っては、ちょっと厳しいスコアだった。





試合1週間前のピンチヒッターで勝利を収めたトンプソンは、これで29勝(26KO)3敗。

WBCインターナショナル・ライト級王座を手にした勝者は、WBC最新ランキングではSフェザー級2位に浮上した。世界再挑戦は、やはりSフェザー級?。

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