5階級目のベルト獲得を目指すノニト・ドネア(比)の、フェザー級王座挑戦がいよいよ本気まり。5月10日、マカオでWBA世界同級スーパー王者シンピウェ・べチェカ(南ア)への挑戦がセットされる。
ドネアがケガでブランクを作っている間に、クリス・ジョン(インドネシア)を破り王座を奪取したべチェカ。最初、本日マカオで開催される興行「リング・オブ・ゴールド」で、下田昭文(帝拳)選手と初防衛戦を行うプランが出されたが、これはWBAからの正規王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との対戦指令で頓挫。
その後、ゴールデン・ボーイ・プロモーションから、5月3日にアブネル・マレス(メキシコ)との戦オファーが入り、ベチェカ陣営はメイウェザー戦興行出場に前向きだったが、これも不成立。(マレスは三浦隆司選手と対戦へ動く)
オプションを持っていたジョンは引退し、結局、ケガが癒えたドネアに出番がやって来た。
ドネアが当初挑戦を決めていたウォータースは、WBO世界Sフェザー級1位にランクされるアレハンドロ・ペレス(米)相手に防衛戦が計画されている。23戦全勝(19KO)無敗。右に破壊力を秘める正規王者は、まだまだ荒削りだが、そこがまた魅力。
ドネアvsウォータース戦は楽しみだったが、ドネアがスーパー王者になってしまうと、これは当分必要なくなる?。
ゾウ・シミン(中国)抜きのマカオ興行の成功を祈りたい。
応援、深く感謝です!→