IBF世界フェザー級タイトルマッチ。王者王者ジョシュ・ワーリントン(英)vs挑戦者WBO世界同級暫定王者カール・フランプトン(英)。12月22日(日本時間23日)、英・マンチェスター、マンチェスター・アリーナ。予想有利が伝えられていたのは、2階級制覇王者フランプトン。
リー・セルビー(英)から奪った王座の初防衛戦となるワーリントンは気合十分。
試合開始。
立ち上がりを制したのはワーリントン。
接近戦での打ち合いは、回転力に勝る王者に分が。
破壊力では上回るフランプトンだが、なかなか自分のペースに持ち込めない。
ワーリントンは豊富な手数でポイントを稼いで行く。
12回終了。勝者はワーリントン。
公式スコアはマイケル・アレクサンダー(英)116-113、アレックス・レビン(米)116-112、マッテオ・モンテラ(伊)116-112で、いずれもワーリントン。
フランプトンは潔く敗北を受け入れた。
ネームバリューのあるフランプトンを降し、初防衛に成功したワーリントンは、28戦全勝(6KO)。IBF世界フェザー級は1位に英国をホームとするキッド・ギャラード(カタール)が据わり、2位が空位。3位清水 聡 (大橋)選手、4位阿部麗也(KG大和)選手と続いている。今後の防衛ロードに注目。