WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。王者アイザック・ドクボエ(ガーナ)vs同級2位エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)。12月8日(日本時間9日)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン・シアター。ダイナミックなパワーボクシングで台頭して来たドグボエは3度目の防衛戦。右はIBF世界同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)もサポートするマイク・アルタムラ(豪)。
挑戦者のナバレッテも現在、20連勝、10連続KO中と勢いに乗っている。
試合開始。早速、王者が挑戦者に襲い掛かる。
しかし、ナバレッテもすかさず反撃。
ナバレッテの左右アッパー、ストレートの前に、ドグボエは後退する場面が増える。
試合のぺースは完全にナバレッテが握った。
逆転の一発を狙う王者だが、中々挑戦者を捕らえることは出来ない。
10R。鼻血を流し、顔面が腫れたドグボエにドクター・チェックが入る。
終盤もナバレッテの攻勢は止まらなかった。
最終ラウンド終了。勝者はナバレッテ。
公式スコアはドン・アッカーマン(米)116-112、アレン・ナース(米)115-113、トニー・パリオ(米)116-112でいずれもナバレッテ。
23歳の新王者ナバレッテは、26勝(22KO)1敗。左はフランシスコ・バルカッセルWBO会長。右は所属するサンフェル・プロモーションのフェルナンド・ベルトラン(メキシコ)。今後の防衛ロードに注目。