IBF世界ウェルター級タイトルマッチ。王者エロール・スペンスJr（米）vs同級３位カルロス・オカンポ（メキシコ）。６月１６日（日本時間１７日）、米テキサス州フリスコ、フォード・センター。２３勝（２０KO)無敗のスペンスＪｒは、２度目の防衛戦。
２２勝（１３KO）無敗。２２歳の挑戦者は王座奪取に自信を見せていた。
試合開始。
スペンスｊｒの左ボディアッパーがオカンポを襲うと、メキシカンは一呼吸置いてキャンバスへ崩れ落ちた。
オカンポは全く動けずローレンス・コール（米）主審の点カウントを聞いた。
ＫＯタイム初回３分。
強さを見せつけＶ２に成功したスペンスＪｒは、ＷＢＡスーパー王者キース・サーマン（米）、ＷＢＯ王者テレンス・クロフォード（米）、8月に行われるWBC王座決定戦ダニー・ガルシア（米）vsショーン・ポーター（米）勝者との王座統一戦をアピールしている。
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４月に横浜アリーナのリングで比嘉大吾（白井・具志堅）選手を９回ＴＫＯに破り、ＷＢＣ世界フライ級王座に就いたクリストファー・ロサレス（ニカラグア）＝２７勝（１８ＫＯ）３敗＝の初防衛戦は、８月１８日（日本時間１９日）に英・ベルファストのウィンザー・パークで、五輪２大会連続ライトフライ級銅メダリストでＷＢＯ６位、ＩＢＦ１４位のパディ・バーンズ（アイルランド）＝５戦全勝（１ＫＯ）＝を相手に行われる。
同日はＷＢＯ世界フェザー級暫定王者カール・フランプトン（英）と、５位ルーク・ジャクソン（豪）＝１６戦全勝（７ＫＯ）＝のタイトル戦と、元統一世界ヘビー級王者タイソン・フューリー（英）の復帰第２戦を予定。
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３月１日に東京で行われた山中慎介（帝拳）選手との試合で、確信犯的オーバーウェイトで計量失格、王座剥奪された前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ（メキシコ）に対し、ＷＢＣは無期限の出場停止処分を通告していたが、これを山中戦から６ヶ月間の停止処分と改めた。
今後、ネリは自らの費用でＷＢＣが定めた医療チーム、栄養士の指示に従って検査を受け、バンタム級で戦って行くことが出来るのかを検証される。ＷＢＣはこのプログラムにネリが従わない場合は、無期限のサスペンドと、罰金を科すとしている。
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ＷＢＣはライトヘビー級王者アドニス・ステベンソン（カナダ）と、暫定王者アドニス・ステベンソン（カナダ）の対戦を指令。対戦合意に達しない場合は７月２日（日本時間３日）に入札が行われ、ファイトマネーの分配はステベンソン６５％、ゴズディク３５％となっている。
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マイキー・ガルシア（米）の返上により空位となっている、ＩＢＦ世界スーパーライト級王座の決定戦。２位イバン・バランチェク（ロシア・下写真左）と３位アントニー・ジギ（スウェーデン）＝１位は空位＝の一戦は、予定されていた入札をキャンセル。両選手は、今秋開幕されるワールド・ボクシング・スーパーシリーズの同級準決勝戦で、グローブを交えることになった。
また、バンタム級王者エマニュエル・ロドリゲス（プエルトリコ）への指名挑戦者を決める決定戦。同級３位ジェイソン・マロニー（豪）vs同級５位ケニー・デメシリョ（比）＝１、２位は空位＝も対戦合意に達し、入札は取り消された。対戦日時は未発表。
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２０１２年大晦日に日本のリングで内山高志（ワタナベ）選手に８回ＴＫＯ負けの記録が残る、元ＷＢＡ世界スーパーフェザー級暫定王者で、現在、８位にランクされているブライアン・バスケス（３０歳・コスタリカ）＝３６勝（２０ＫＯ）３敗＝がトップランクと契約。
喜びのバスケスは世界スーパーフェザー級王座の獲得と、昨年８月に惜敗（９４－９６、９４－９６、９５－９５）している、ＷＢＯ世界ライト級王者レイ・ベルトラン（メキシコ）との再戦に意欲を見せている。トップランク初戦はまだ未定だが、今後が気になるところです。
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アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟で、少し前から動きがった山根 明 会長の退陣要求が、ここに来て表面化。「アマボクシング界に内紛 判定操作やパワハラなど…山根会長に「退会」要求へ（デイリー・スポーツ）」。都道府県連盟の有志による「日本のボクシングを再興する会」（鶴木良夫会長）が、山根会長に対する「退会要求書」へ賛同を募っている。結果を受けて臨時総会の開催を求める意向。
これに対し日本ボクシング連盟は、山根会長を中傷する文書を送り、各都道府県連盟に意見を求めている件の「中傷文書について」と直ぐに反論している。
アマチュアボクシング界の事は何がどうなっているのかわかりませんが、国体におけるボクシング競技は、銃剣道が毎年行われる競技に昇格し、２０２３年からの４年間は隔年開催になることが決まっています。これに付いては、ＷＢＡ世界ミドル級王者の村田諒太（帝拳）選手も昨年の段階で、「国体のボクシング競技って隔年開催になるそうですね」と、自らのフェイスブックで心配していました。
２２年大会まで毎年実施されるボクシングが降格する理由は、「競技ごとに、ジュニア世代の充実や競技団体のガバナンスなど６項目を点数化し、その合計点に基づいて決めた」とされています。これは残念でなりません。ボクシング競技の発展の為に、現場の選手、指導者の皆様に大きな夢を与えられ続ける環境が作られる事を望みたいと思います。
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ゴールデン・ボーイ・プロモーションは７月２１日（日本時間２２日）に、米・ラスベガスのハードロックホテル＆カジノでＨＢＯ放映興行を開催。ＷＢＯ世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア（メキシコ）vs１位リーアム・スミス（英）。WBA世界スーパーフェザー級正規王者アルベルト・マチャド（プエルトリコ）vs１位ラファエル・メンサー（ガーナ）のダブル世界戦と、ＷＢＯ世界ミドル級１位デメトリアス・アンドラーデ（米）vsＷＢＣ１０位ヤマグチ・ファルカン（ブラジル）のトリプルヘッダーとなる。
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世界スーパーバンタム級王座の統一戦を希望しているＷＢＡ世界同級正規王者ダニエル・ローマン（米）に対し、ＷＢＯ世界同級王者アイザック・ドビ（ガーナ）の共同プロモート権を持つ、トップランクのボブ・アラムガ反応。８月２５日（日本時間２６日）に米国で予定される初防衛戦でドビが勝てば、年内にもローマンvsドビを実現させることを示唆。ローマン陣営はこれを受け入れる構えで、まずはドビのＶ１戦（相手未定）に注目が集まります。
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ＷＢＡ世界バンタム級正規チャンピオン井上尚弥（大橋）選手が参加を表明している、今年度開催のワールド・ボクシング・スーパーシリーズは、英・プロモーターのディ・ハーンが、８年間、１０億ドルで契約したオンデマンド・ストリーミング・サービスの「DAZN」で放映されることが明らかになった。ボクシング放映も新時代を迎えます。
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井上尚弥（大橋）選手の実弟で、ＷＢＣ世界バンタム級９位にランクされる井上拓真（大橋）選手が、９月１１日に東京・後楽園ホールでＷＢＣ世界同級王座への指名挑戦権を賭けて、同級３位マーク・ジョン・ヤップ（比・六島）と対戦。現在空位の同級王座は、６月２３日（日本時間２４日）にフランス・パリで同級１位ノルディ・ウーバーリ（仏）と、同級２位ペッチ・ＣＰフレッシュマート（タイ）の間で争われる。兄弟世界王者を目指す、拓真選手の挑戦。楽しみな一戦です。
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元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス（米）と、元WBC世界ウェルター級王者ビクター・オルティス（米）が、８月４日（日本時間５日）に開催されるプレミア・ボクシング・チャンピオンズ興行で対戦。試合は、米・カーソンのスタブハブ・センターか、テキサス州で開催されることが明らかになっている。果たして、生き残るのはどちらかに注目。
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英・プロモーターのフランク・ウォーレンは、９月１５日（日本時間１６日）に英・ロンドンンのＯ２アリーナで
ＷＢＯ世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダース（英）と、ＩＢＦ世界スーパーミドル級王座に返り咲いたジェームス・デゲール（英）との対戦を画策。試合はソーンダース（下写真）がデゲールのスーパーミドル級王座に挑戦する形で交渉が進められている。今後に注目！。
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亀田プロモーションがJBCとJBC理事を訴えた民事訴訟は、和解とはならず現在も裁判は継続中。６月１１日には東京地裁で亀田興毅氏と、JBCの浦谷信彰事務局長と秋山弘志理事長が出廷して、原告被告双方の当事者尋問が行われています。そこで浮上したのは、元協栄ジム・マネジャーであり、トレーナーとしてもエディ・タウンゼント賞を受賞している大竹重幸氏の証言。
興毅氏は、「人望があり、エディ賞受賞という実績もある大竹氏は適任だと思った」と、大竹氏を亀田ジムの新会長に迎えるに至った経緯を説明。大竹氏は、「今回のトラブルは選手は悪くないから、兄弟はボクシングに専念しろ。ゴタゴタは全部俺が片付けてやる」と請け負い、業界への根回しに動き、帝拳ジムの本田会長、長野マネージャー、ワタナベジムの渡辺会長など業界内の重鎮といわれる人たちに亀田ジムの会長につくことを報告し承諾をえた。
これは結果的に協栄ジム金平桂一朗会長の強硬的な反対にあって協会内で拒否されてしまうのだが、協栄ジム創始者の金平正紀会長下で鍛えられえ、シンデレラボーイの元世界王者西城正三氏らをはじめとする協栄ОＢからも信頼厚い大竹氏に取っては、心外と言えることでしかない。大竹氏が協栄ジムを去ることになった理由は、「会社都合」である。そし今、亀田兄弟は協栄ジムに所属する。ただし、これは協栄ジムの経営形態が変わったためで、この問題に付いてはまた後日。
興味深いのは浦谷氏のJBC側弁護人による主尋問で、大竹氏の会長就任が却下された経緯について興毅氏が、「大竹氏がJBCを訪問して面談し、内諾を得た」とする証言を真っ向否定。「大竹氏はJBCに来ていないし、相談も受けていない」
ここで起きる素朴な疑問。証言が食い違います。この辺は大竹氏に聞けば一発で事実関係が分かると思うのですが、陳述を取ることは難しいんでしょうかね？はっきりさせていただきたいものです。という事でしたので、明日夕方、大竹氏に直撃インタビューを行います。（笑）お楽しみに。
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ＷＢＣ世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ（タイ）の次戦は、７月２１日にタイ・バンプーンで開催のバンタム級契約ノンタイトル１０回戦で、裵永吉（ベー・ユンキル/韓国）＝２８勝（２２ＫＯ）６敗２分＝と対戦。試合の模様はYouTubeのWorkpointチャンネルを通じ、世界中で閲覧可能。対戦相手のべーは、２０１６年５月にレックス・ツォー（中国・香港）に４回ＴＫＯ負けを喫している。
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２３日（日本時間２４日）、英・ロンドンのＯ２アリーナで開催されたＷＢＣミドル級シルバー王座戦。王者でＷＢＣ６位のロベルト・ガルシア（メキシコ）に、ＷＢＯ５位マーティン・マレー（英）が挑んだ一戦は、マレーが１２回判定勝ちで新王者。スコアは１１８－１０８、１１８－１０９、１１６－１１１の３－０。勝ったマレーは３７勝（１７ＫＯ）４敗１分、敗れたガルシアは４１勝（２４ＫＯ）４敗１ＮＣ。
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２３日（日本時間２４日）、英・グラスゴーのＳＳＥ・ハイドロで開催された、ＷＢＣ世界スーパーライト級挑戦者決定戦。１位ビクトル・ポストル（ウクライナ）と２位ジョシュ・テイラー（英）の一戦は、テイラーが１２回判定勝ち。スコアは１１８－１１０、１１７－１１０、１１９－１０８の３－０。
両選手は好ファイトを展開。序盤をリードしたポストルに対し、テイラーは中盤からプレスを強め反撃。１０回にはテイラーが左フックでポストルからダウンを奪い、１２回を押し切った。しかし、微差のラウンドが多く、公式スコアほど差のある内容ではなかったとの声も多数。テストマッチに勝利したテイラーは、１３戦全勝（１１ＫＯ）。ワールド・ボクシング・スーパーシリーズへの参戦を希望している。敗れたポストルは、２９勝（１２ＫＯ）２敗。
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２３日（日本時間２４日）、メキシコ・ユカタン州メリダのポリフォム・ザム・ナで開催されたＷＢＣ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。王者ミゲル・ベルチェル（メキシコ）に、元ＷＢＡ世界フェザー級王者でＷＢＣ世界フェザー級９位のジョナタン・バルロス（亜）が挑んだ一戦は、パワーに勝る王者が第２ラウンド、左フックでダウンを奪い、続く３回にも右でダウンを追加。さらにベルチェルはバーロスを猛攻。押し倒される形でバーロスがキャンバスへ倒れると、挑戦者陣営のセコンドが棄権の意思を示しリング内に。バーロスは不満を爆発させたが、試合はストップ。ベルチェルが３回１分５３秒ＴＫＯ勝ちで３度目の防衛に成功。
セミファイナルではＷＢＡ世界スーパーフェザー級５位にランクされるリカルド・ヌネス（パナマ）＝１９勝（１７ＫＯ）２敗＝が、エルビス・トーレス（メキシコ）＝１９勝（１１ＫＯ）無敗２分＝を初回でＫＯ。
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２３日（日本時間２４日）、地元メキシコ・シウダー・フアレスのリングに登場したＷＢＣ世界スーパーフェザー級１位ミゲル・ローマン（メキシコ）は、１７勝（１４ＫＯ）無敗１分のミシェル・マルカノ（ベネズエラ）と対戦。第２ラウンドＫＯ勝ちで貫録を示した。ローマンは次戦で、同日、Ｖ３に成功したＷＢＣ王者ミゲル・ベルチェル（メキシコ）の持つ王座に挑戦することになっている。
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５月にＷＢＣ世界フェザー級王者ゲイリー・ラッセルＪｒ（米）への世界初挑戦に敗れた、ジョセフ・ディアス Ｊｒ（米）＝２６勝（１４KO)１敗＝が、８月１１日（日本時間１２日）に米・ロサンゼルスで、ＷＢＡ世界同級暫定王者ヘスス・マヌエル・ロハス（プエルトリコ）＝２６勝（１９KO)１敗２分１NC＝へ挑戦。暫定王座ながら再起即世界戦となるディアスJrの戦いぶりに注目。
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