WBO世界スーパーライト級王座決定戦。1位テリー・フラナガン(英)=33戦全勝(13KO)=vs2位モーリス・フーカー(米)=23勝(16KO)無敗3分=。6月9日(日本時間10日)、英・マンチェスター、マンチェスター・アリーナ。
勝てば2階級制覇のフラナガン。
フーカーは敵地での試合だけに予想不利が伝えられた。
左からプロモーターのフランク・ウォーレン(英)、ジョン・ハンデラー(英)WBO立会人、BBBC(英国コミッション)チャーリー・ジャイルズ(英)代表。
試合開始。
フーカーは長いリーチを活かし、ロングレンジからスピードあふれる右を飛ばす。
フーカーの懐の深いボクシングの前に苦戦のフラナガン。
第7ラウンド、フラナガンは額から出血。
8回、フラナガンは右目尻もカット。しかし、強引に前進した。
12回終了。テリー・オコーナー(英)主審はフーカーの手を挙げた。
歓喜の新王者は勝利の瞬間、キャンバスへ崩れ落ちた。
公式スコアはディオン・ドワート(南ア)115-113でフーカー、ジェリー・ヤクーコ(米)117-111でフラナガン、フィル・エドワーズ(英)117-111でフーカー。
右端はフーカーのプロモーション会社「ロック・ネイション」のディノ・ディユバ。兄の故・ダンと共に「メーン・イベンツ」社を大きくしたが、ダンの死後、親族内の内紛で独立し「ディユバ・ボクシング」社を設立。手持ち選手の減少に伴い、「アンドレ・ウォードが所属していたロック・ネイションに参加した。
敵地で世界タイトルを獲得したフーカーは、早々、今年度開幕するワールド・ボクシング・スーパーシリーズ、スーパーライト級トーナメントへの参戦に合意したことが伝えられている。面白いトーナメントになりそうです。
★ミニグローブ! 【ペアセット】 【キーホルダー】 【ヘビーバッグ・キーホルダー】