IBF世界ヘビー級、WBA世界同級スーパー王者アンソニー・ジョシュア(英)と、WBO世界同級王者ジェセフ・パーカー(豪)による王座統一戦が正式発表。試合は3月31日(日本時間4月1日)に、英・カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで開催。興行収益による最終的な報酬は、ジョシュア68%、パーカーが32%で落ち着いている。
WBC世界ヘビー級王者ディオンテイ・ワイルダー(米)と、同級3位ルイス・オルティス(キューバ)のタイトル戦も3月3日(日本時間4日)に、米・ニューヨークのバークレイズ・センターで開催。ワイルダーはジョシュアvsパーカーの勝者との対戦を希望しており、世界ヘビー級王座は4団体統一の機運が高まっている。
その一方で世界的には全く興味を持たれていないのが、WBA世界同級正規王座。昨年11月にドイツで開催された王座決定戦で、アレクサンデル・ウスティノフ(ロシア)を12回判定に降した地元のマヌエル・チャー(独)が新王者となり、もう3年半もの間戦っていない2位フレス・オケンド(プエルトリコ)との防衛戦が義務付けられている。
この試合は12月22日までに対戦合意に達しない場合は入札とされていたが、未だに対戦合意に至っていない。その原因の一つはWBAがファイトマネーの分配を50%ずつ(通常は王者が75%)としたことにある。これに反発するチャー陣営は、4月7日(日本時間8日)にドイツ・ケルンのランクセス・アリーナで初防衛戦を行うべく準備を整えているが、44歳のオケンドが挑戦者としてリングに登場するのかどうかはわからない。
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