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ソーンダースvsレミュー 「結果」 WBO世界ミドル級戦

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16日(日本時間17日)、カナダ・モントリオールのベル・センターで開催されたWBO世界ミドル級タイトルマッチ。王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)に、前IBF世界同級王者で同級2位にランクされるデビッド・レミュー(カナダ)が挑んだ一戦は、ソーンダースが12回判定勝ち。スコアは120-108、117-111、118-110の3-0。サウスポーの王者が敵地で強打の挑戦者を捌き切り快勝。

 


セミファイナル。WBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦。WBC、WBO8位、WBA10位のアントンワン・ダグラス(米)とゲイリー・オサリバン(英)の一戦は、オサリバンが7回1分3秒TKO勝ちで新王者。

 

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黒木優子vs小関 桃 「結果」 WBC世界ミニフライ級戦

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17日、福岡市九電記念体育館で開催されたWBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ。王者黒木優子(YuKOフィットネス)選手に、WBC世界アトム級王座を17連続防衛中の小関 桃 (青木)選手が挑んだ一戦は、小関選手が10回判定勝ちで王座奪取に成功。スコアは96-94、98-92、97-93の3-0。

 

 

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黒木優子vs小関 桃 「スコアカード」 WBC世界ミニフライ級戦

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WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ。チャンピオン黒木優子(YuKOフィットネス)vsWBC世界アトム級チャンピオン小関 桃 (青木)。12月17日、福岡市九電記念体育館。アトム級王座を17度防衛している小関選手が、敵地で2階級制覇を狙った一戦は、立ち上がりから挑戦者がプレスをかけペースを握った。

 

 

女王同士の火花散る打撃戦。

 

 

終盤、逆転を狙った黒木選手だが、小関選手のペースは最後まで落ちなかった。

 

 

10回終了。判定は小関選手に。

 

 

公式スコアは97-93、98-92、96-94で小関選手。

 

 

2階級制覇を達成した小関選手は、「この1年間、毎日妥協せずにこの試合の為に頑張って来た。敵地で黒木選手に勝つことで、自分の殻を破りたかった」と喜びを語った。有吉将之会長は、「どちらのベルトを保持して行くかは、近いうちにはっきりさせたい」としたが、まずはゆっくり休んで次の目標を決めて行くことになる。今後の防衛ロードに注目。

 

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比嘉大吾vsモイセス・フェンテス WBC世界フライ級戦

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WBCニュースはフライ級10位にランクされるモイセス・フェンテス(メキシコ)が、来年2月4日に日本でチャンピオン比嘉大吾(白井・具志堅)選手に挑戦することを伝えている。昨年大晦日に岐阜で、田中恒成(畑中)選手と空位のWBO世界ライトフライ級王座を争ったフェンテスは5回TKO負け。再起戦で無名のウリセス・ララ(メキシコ)にまさかの判定負けを喫したが、再戦では初回KO勝ちしている。

 

 

元WBO世界ミニマム級及びライトフライ級暫定王者のフェンテスは、25勝(14KO)4敗1分。「比嘉は強い選手だが、勝つチャンスはあると確信している」と、飛び込んで来た世界挑戦のチャンスに闘志を燃やしている。正式発表が待たれます。

 

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4位コミーvs11位ルナ IBF世界ライト級挑戦者決定戦

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IBF世界ライト級の次期指名挑戦者を決める決定戦は、4位リチャード・コミー(ガーナ・下写真)と11位アレハンドロ・ルナ(米)で行われることが決定。コミーのルー・ディベラ、ルナのトム・ブラウンの両プロモーターは既に交渉に入っており、入札を待たずに対戦合意に達するものと思われる。

 

 

元々このカードは7月に挑戦者決定戦として対戦を指令されていたが、ルナが対戦を辞退。3位だったルナはランクを大きく落とし、変わってロマン・アンドリエフ(ロシア)がロシアでコミーと対戦合意。試合は今月9日に開催される予定だったが、プロモーターが期日になっても約束のアドバンスを支払わず、試合は流れていた。

 

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3/3 コバレフvsミカルキン ビボルvバレラ 世界ライトヘビー級ダブルタイトル戦

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WBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)の初防衛戦は、来年3月3日(日本時間4日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエアガーデン・シアターで開催が決定。挑戦者はIBF世界同級6位にランクされるイゴール・ミカルキン(ロシア)。

 

 

同日はコバレフへの挑戦を辞退したスリバン・バレラ(キューバ)=プロモーターはコバレフと同じメイン・ィベンツ=が、WBA世界同級王者ドミトリー・ビボル(キルギスタン)へ、指名挑戦者として挑むタイトル戦も計画されている。

 

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2/28 ダニエル・ローマンvs松本 亮 WBA世界スーパーバンタム級戦

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WBA世界スーパーバンタム級正規王者ダニエル・ローマン(米)の初防衛戦が、来年2月28日に後楽園ホールで同級13位松本 亮 (大橋)選手を相手に行われることを、王者サイドが明らかにしている。

 

 

9月に京都で久保 隼 (真正)選手を9回TKOに破り王座に就いたローマンは、これが初防衛戦で、これまでの戦績は23勝(9KO)2敗1分。対する松本選手は世界初挑戦。173センチの長身から放たれる強打で、21勝中(1敗)19のKO勝ちがある期待のパンチャー。正式発表が待たれます。

 

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4/14 WBO世界Sライト級王座決定戦 「フラナガンvsフーカー」

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空位のWBO世界スーパーライト級王座を決める決定戦は、来年4月14日(日本時間15日)に英国で、前WBO世界同級王者で1位にランクされるテリー・フラナガン(英)と、2位モーリス・フーカー(米)で開催される方向で交渉が最終局面に来ている。既に両陣営は基本的に対戦同意に達しており、正式発表が待たれます。

 

 

前王者テレンス・クロフォード(米)がウェルター級転向を発表すると、いち早く空位となった王座獲得への意欲を見せたフラナガンは、33戦全勝(13KO)。対するフーカーは、23勝(16KO)無敗3分。

 

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IBF世界Sバンタム級挑戦者決定戦 「結果」 ドヘニーvsマイク

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20日、タイ・バンコクで開催されたIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦。チャンピオン岩佐亮佑(セレス)選手ヘの指名挑戦権を賭けた、同級3位テレンス・TJ・ドヘニー(アイルランド)と、同級7位マイク・タワッチャイ(タイ)の一戦は、ドヘニーが12回判定勝ち。

 

 

岩佐選手への挑戦権を獲得したドヘニー(31歳)は、オーストラリアに住む31歳のサウスポーで、戦績は18勝戦全勝(13KO)。地元リングで敗れたマイクは、44勝(27KO)11敗1分。

 

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IBF世界バンタム級暫定王座決定戦 「ロドリゲスvsハスキンス」

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IBFは負傷により戦線離脱を余儀なくされた王者ライアン・バーネット(英)の穴を埋めるための暫定王座決定戦を承認。3位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と、6位リー・ハスキンス(英・下写真)の間で暫定王座が争われる事になった。英国開催が有力と見られている。

 

 

ロドリゲスは、17戦全勝(12KO)。前IBF世界同級前王者ハスキンスは、35勝(14KO.)4敗。今後の交渉に注目。

 

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ベルチェルvsミハレス WBC世界スーパーフェザー級

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WBC世界スーパーフェザー級王者ミゲル・ベルチェル(メキシコ)が、来年2月に故郷のメキシコ。・カンクンで予定する防衛戦相手は、元スーパーフライ級王者で5位にランクされるクリスチャン・ミハレス(メキシコ)が有力。

 

 

ベルチェルの対戦相手には、ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)の名前も挙がっていたが、ここ最近の動向ではミハレスが抜け出した感じ。今後の動向に注目。

 

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4/14 サーマンvsバルガス 「WBA・WBC世界ウェルター級戦」

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WBC世界ウェルター級、WBA世界同級スーパー王者キース・サーマン(米)の次期防衛戦は、元2階級制覇王者で4位にランクされるジェシー・バルガス(米)を相手に、来年4月14日(日本時間15日)に米・ニューヨークのバークレイズ・センターでの開催が計画されている。

 

 

サーマンは王座を統一した3月のダニー・ガルシア(米)戦後、痛めた右ひじを手術。ブランクを作っていた。一方のバルガスは長年連れ添ったトップランクから離れ、10月にサーマンと同じアル・ヘイモン傘下入り。12月の移籍第一戦で快勝を収めている。楽しみな好カードです。

 

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3/3 ワイルダーvsオルティス 「WBC世界ヘビー級戦」

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WBC世界ヘビー級王者ディオンテイ・ワイルダー(米)と、同級3位ルイス・オルティス(キューバ)が来年3月3日(日本時間4日)に、米・ニューヨークのバークレイズ・センターで激突。両者は11月に対戦する予定だったが、オルティスがドーピング検査で陽性反応を示し中止されていた。

 

 

WBCはその後、薬物陽性反応を示したのは高血圧治療薬服用の為だったとのオルティス陣営の訴えを受け入れ、その報告を怠った事に対し2万5千ドルの罰金を科したが、WBCタイトル戦出場への障害は無くなっていた。王者ワイルダーは、まずはオルティスに勝ち、計画が進行しているジョシュアvsパーカー勝者との王座統一戦を希望している。

 

なお、同夜ニューヨークでは、マジソン・スクエア・ガーデン・シアターで、HBO放映のコバレフvsミカルキン。ビボルvバレラの世界ライトヘビー級ダブルタイトル戦興行も開催される。

 

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4/7 カール・フランプトンvsノニト・ドネア

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元2階級制覇王者カール・フランプトン(英)と、元5階級制覇王者ノニト・ドネア(比)が、来年4月7日(日本時間8日)に英・ベルファストのSSEアリーナで対戦。ドネアは英国リングでのフランプトン戦を追いかけていた形で、その希望が実現した。

 

 

35歳のドネアが体力的に厳しいと感じたフェザー級で、敵地での冒険ファイトに挑む。果たして再浮上なるか。注目の一戦です。

 

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WBC Sライト級暫定戦指令 「ポストルvsプログレイス」

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WBCは現在空位となっているスーパーウェルター級王座の暫定王座を、同級2位(米)レジス・プログレイス(米)と、同級4位ビクトル・ポストル(ウクライナ)の間で争う事を指令。対戦合意に達しない場合は、来年1月12日(日本時間13日)に入札が行われる。

 

 

WBC世界同級王座は1位アミール・イマム(米)と、3位ホセ・カルロス・ラミレス(米)による王座決定戦が、3月17日(日本時間18日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターで開催される事が決まっており、それぞれの王座決定戦勝者が戦う事が義務付けられた。

 

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WBC復帰 ポベトキン 罰金25万ドル支払い!

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2度に渡り禁止薬物の陽性反応を示し、WBC世界ヘビー級タイトル戦出場を棒に振っていたアレクサンデル・ポベトキン(ロシア)が、WBCから課されていた罰金25万ドルの支払いに応じた。11月にはWBCからの出場停止処分が解除されていたが、罰金の支払いに応じるかどうかが注目されていた。

 

 

ポベトキンは今月15日(日本時間16日)にロシアでWBO世界同級1位クリスチャン・ハマー(ルーマニア)を破り、WBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)への指名挑戦権を獲得。WBCマウリシオ・スライマン会長は、この資金をアンチ・ドーピング・プログラム「クリーン・ボクシング」のさらなる発展のために使用するとしている。

 

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ヤファイvsマクドネル 「スーパーバンタム級世界ランカー対決」

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IBF世界スーパーバンタム級12位で、WBCインターナショナル同級王座王座を保持するガマル・ヤファイ(英)=13戦全勝(6KO)に、WBC世界同級7位ギャビン・マクドネル

英)=18勝(5KO)1敗2分=が挑戦。試合は来年3月3日(日本時間4日)に、英・シェフィールドで開催されるケル・ブルックの復帰戦興行で行われる。

 

 

WBA世界スーパーフライ級王者カリの2歳年下の弟ガマルと、WBA世界バンタム級王者ジェームスとは双子の兄弟のギャビン。兄を世界王者に持つ弟同士の世界ランカー対決。隆盛を誇る英国リングでまた好カードが実現。楽しみです。

 

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ゾウ・シミン 「左目網膜剥離の疑い!」 前WBO世界フライ級王者

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中国の国民的スター、五輪2連覇の前WBO世界フライ級王者ゾウ・シミン(中国)が左目網膜剥離の疑いで、上海の病院で検査を受けている。7月に木村 翔 (青木)選手に敗れ世界王座を失ったゾウは、王座奪回のチャンスを待っている最中だが、その状態は著しくないという。

 

 

木村戦で自らの試合をプロモートしたゾウは、オプション契約により木村選手の興行権を押えており、大晦日に開催される木村vs五十嵐俊幸(帝拳)勝者への挑戦を希望。今後の検査、治療の行方が注目される。

 

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木村 翔 vs具志堅用高 「家賃5万円からV13への道!」

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大晦日に初防衛戦を控えるWBO世界フライ級チャンピオン木村 翔 (青木)選手の素顔に迫ったドキュメンタリー、「裸のアスリートⅡ」(BS-TBS)。(12月30日、11時から再放送有)良い番組でした。家賃5万円のアパートに住み、アルバイトを続けながら練習に励む王者は、元チャンピオンの五十嵐俊幸(帝拳)選手とのV1戦をクリアし、防衛を続けることによって王者としての実入りを得ることが出来る。

 

 

今年7月に中国・上海で、木村選手がオリンピック2大会連続の金メダリストで、事業家として年収4億円という世界王者ゾウ・シミン(中国)への挑戦が決まった時、指導する青木ジム・吉将之会長が描いたイメージは、「坂田健史(協栄)」。

 

元WBA世界フライ級チャンピオンの坂田選手は広島県の高校を卒業後に上京。元協栄ジムマネジャーの大竹重幸氏の下に預けられ、協栄ジム2階道場で鍛えられていたが、ここへ選手を連れて通い続けて来たのが有吉会長。

 

大竹氏は当時としては異例の中学生で協栄ジム入り。元世界フェザー級王者西城正三選手の現役時代を知る古株。日本スーパーフェザー級のランカーとして活躍したがケガの為に現役を断念。1981年、24歳の若さで名門ジムのマネジャーとなり、先代の金平正紀氏に鍛え上げられた。

 

 

大竹氏と具志堅用高氏とは高校時代、同じインターハイに出場。元祖沖縄の星、上原康恒、晴治(フリッパー)の上原兄弟から、「沖縄から具志堅というのが行くから、よろしく頼む」という出会いから関係が続き、なかなか選手が育ってこなかった具志堅会長からはよく相談を持ち込まれていたという間柄。

 

毎月開催があったガッツ・ファイティングのすべてのマッチメイクを手がけ、先代会長が亡くなられてからは、二代目桂一郎会長を盛り立て、佐藤 修 、坂田の二人を世界王者に育て上げた大竹氏も、追われるように協栄ジムを去り、長年培われて来た名門としての大事な部分が継承される術は無くなったと思っていた。

 

 

7月、ゾウへの挑戦を前に大竹氏は木村選手にアドバイス。「木村は坂田君のように、僕は大竹先生のように戦い世界チャンピオンになります(僕の方はちょっと心配ですが)という有吉会長の言葉通りの試合で、木村選手は世界王座を獲得。しかし、王者としての実入りは防衛を続けてこそ。家賃5万円ワンルームからの脱出。

 

1976年10月、プロ9戦目でホアン・グスマン(ドミニカ)を痛烈なKOで破り世界王座を獲得。連続13度の防衛を果たすことになる具志堅選手は、高校時代を上原氏の実家で下宿生活。拓大進学が決まっていたが、上原兄弟による連絡網で羽田空港に降り立った具志堅青年を出迎えたのは、協栄ジムの高橋勝郎マネジャー。先代会長の、「勉強は好きじゃないんだろ」の誘導尋問にうっかりうなずいてしまった具志堅氏は、プロボクサーの道を上原兄弟の住居に居候という形で迎える。

 

 

プロ入り僅か2年半で世界王者となった具志堅選手だが、V5のハイメ・リオス(パナマ)との再戦まではとんかつ店でアルバイト。そして、風呂なし、共同トイレの寮住まい。それは金平会長の指示だったという。「ロードワークしたら、水道の水で汗流して、それからとんかつ店よ」(~~)という具志堅選手は、まっすぐで素直な心の持ち主で、「自信過剰になることが心配だが、具志堅はそんな男ではない」と先代会長は語っている。

 

具志堅選手が晴れて風呂付のワンルームに引っ越したのはリオスの再挑戦を退けてから。先代会長が赤坂に建てた協栄マンションの一室を与えられ、先代会長の一家と同じ屋根の下に住むことになり、「洗濯も食事もやらなくて良くなったけど、それから勝たなくてはならないと一生懸命だった」(具志堅氏)。

 

 

グスマン戦で300万円(当時のドルレートより、以下同)だったファイトマネーは、オプションによるリオスとの初防衛戦が600万円。2度目の指名戦、リゴベルト・マルカノ(ベネズエラ)戦が1000万円。晴れて自由の身となったV3戦で1500万円。風呂なしアパートに住んでいたリオスとの再戦では3000万円。11度目の 金 龍鉉(韓国)戦では6000万円にもなっていた。

 

しかし、具志堅選手の初防衛戦は苦しい試合でした。グスマンとどっちが勝ったか負けたかわからない試合で王座を奪われたリオスは、シュギート(幻)と言われる変則的な動きの持ち主で、具志堅選手はダウンを奪われ出血にも悩まされながら、豊富なスタミナで15回を乗り切り判定勝ち。

 

 

大晦日、木村選手の王座に挑む五十嵐選手も元チャンピオン。王座を失ってからの4年半の思いのたけをぶつけて挑んで来る。「ここへたどり着くまで本当に長かった。今回が最後のチャンスと思って、支えてくれた皆さんのためにも、戦略は臨機応変、気持ちでは執念で負けず、絶対にタイトルを取る」(五十嵐選手)。

 

 

木村選手は元王者の壁を乗り越え、先に進めるのか。それとも五十嵐選手のキャリアと意地が、王者の抱く夢を粉砕するのか。好ファイトを期待!。

 

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2/24 ビロリアvsダラキアン WBA世界フライ級王座決定戦

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井岡一翔(井岡)選手が返上したWBA世界フライ級王座は、1位アルチュム・ダラキアン(ウクライナ)と、2位ブライアン・ビロリア(米・帝拳)で決定戦。来年2月24日(日本時間25日)に米・カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで開催される、HBOの”スーパーフライ2”興行にセットされる。

 

 

37歳の元2階級制覇王者ビロリアは、最新WBAランキングでヨドモンコン・ポー・セーンチップ(タイ)と入れ替わり2位に上昇。2015年10月のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)戦以来となる世界戦で王座復帰を狙う。38勝(23KO)5敗2NC。30歳のダラキアンは、15戦全勝(11KO)。ウクライナ以外で戦うのは初めてとなる。

 

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